
この記事では、就活で大事な「就活の軸」についてまとめています。
この記事を読めば、就活の軸の考え方と作り方が理解できるようになります。
- 就活の軸が何かわからない
- 就活の軸の作り方がわからない
- そもそも大事なの?
- 就活の軸を作らないと就活できないの?
- ポイントを教えて欲しい
これに1つでも該当した人は是非読んでくださいね!
就活の軸とは?

就活の軸とは、「自分が将来どうなりたいか」を表した言葉です。
「こうなりたい」「こうだったらいいな」と思う事があるかと思います。
それを文字化したものが就活の軸です。
例えば、将来にこのような事を考えた事はありませんか?
- 将来年収1,000万円稼ぎたい
- 接客を極めて、お客様に一流のサービスを提供できるようになりたい
- 独立して、自分のお店を持ちたい
- いい会社に入って、モテたい
- 一生役に立つスキルを身に付けたい
この「将来どうしたいか」を、文字化したモノが「就活の軸」です。

簡単でしょ!
では、なぜ就職活動において「就活の軸」は作らなくていけないか、を解説しますね。
「就活の軸」を、定めた方がいい理由


なんで就活の軸を定めないといけないの・・・

就活の軸なんてなくても、エントリーできるでしょ
と、思う学生が多数派だと思います。

正直、面倒で手間です。ただ決めておくと「効率よく行動できる」ようになるよ
その理由を3つに分けて解説するよ!
就活の軸を定めた方がいい理由①:志望動機が明確になる
就活の軸を定める事で、志望動機が明確になります。
- なぜ、この会社に入社したいか?
- なぜ、この業界に働きたいか?
- なぜ、この職種で働きたいか?
つまり、将来何をしたいか!です。
この答えは、自身で出すしかないので、大変です。
しかし、将来何をしたいかを明確になれば、入社希望の業界や会社に、この志望動機を当てはめればいいだけ。
一度作ってしまえば、楽ができます。

大事な部分なので、時間をかけてでも、しっかり取り組みましょう!
就活の軸を定めた方がいい理由2:面接官を納得させやすくなる
就活の軸で志望動機が明確になると、面接官を納得させる事ができるようになります。
企業での面談で必ず聞かれる質問がありますよね。

あなたの志望動機はなんですか?
この質問に答える事ができるようになります。
就活の軸を作り、志望動機が明確であれば、面接官を納得させる事ができます。

出来ていない学生が多いので、差を付けるチャンスです!
就活の軸を定めた方がいい理由3:希望の業界・職種が明確になる
就活の軸を定めると、「希望の業界・職種」が明確になります。
- コンサルタントとして企業を支援したい
- 料理を通じてお客さんを幸せにしたい
- 営業として売上に貢献したい。
このように将来が明確であれば、業界・職種が明確になります。
入りたい会社に入社するのは困難です。
しかし、同じ業種や職種であればチャンスは広がります。

志望動機が明確になると、夢を叶える近道になります
では、次の項目からは、就活の軸の作り方を紹介します。
就活の軸を作る、3つの手順

今まで就活の軸を定めた方がいい理由を、3つのポイントで解説しました。
ここからは「就活の軸の作り方」を解説します。作り方も簡単です。
思いつくまま書き出しましょう
なんとなく似たような項目に分類しましょう。
自分の中で何が優先かを考えましょう。
皆さんが思うより簡単なので、読んだら実践してください。

実践が大事だよ!
就活の軸の作り方1:「将来どうなりたいか!」を、思いつくまま書き出す!

一つ目の手順は、「あなたが将来どうなりたいか!」を、思いつくまま書き出しましょう。
- 年収1,000万欲しい
- 自分のお店が欲しい
- 資格を取って自立できるようになりたい
- 同期には負けたくない
- 楽な仕事に付きたい
- 通勤は30分以内
- SEで働きたい
- 金融業界で働きたい
- 残業がない会社でプライベートを充実させたい
思ったままを書きましょう。なんでもいいです。

誰かに見せるわけではないので、思いつくまま書きましょう!
就活の軸の作り方②:書き出した事を、分類してまとめる

書き出した事項を、改めて見直してみましょう。
似たような事が書いてあると思います。多くは下の6つだと思います。
- お金、給与
- 仕事内容、職種
- 業種、業界
- プライベート、労働時間
- 将来
- その他
では、さっき書いた事例で、分類してみましょう!
- 年収1,000万欲しい → 給与
- 自分のお店が欲しい → 将来
- 資格を取って自立できるようになりたい → 将来
- 同期には負けたくない → その他
- 楽な仕事に付きたい → その他
- 通勤は30分以内 → プライベート、労働時間
- SEで働きたい → 仕事内容、職種
- 金融業界で働きたい →業界、業種
- 残業がない会社でプライベートを充実させたい → プライベート、労働時間
こんな感じで、まとめてみましょう。
就活の軸の作り方③:優先順位を決める。
3つ目の手順は、先程まとめた事に、優先順位をつけていきます。
簡単に言うと、何を優先して、何に妥協するかです
例:プライベート重視の人
仕事内容にはこだわらないから、通勤時間30分以内で、残業がない会社で働きたい
例:将来の夢を重視する人
入社3年は修行だと思うから、キツイのは承知の上。でも資格とスキルはしっかり身につけたい
例:年収重視の人
年収1,000万円が欲しいから、飛び込み、テレアポ、残業なんでもやる。
仕事に求める事は、みんな様々です。だから自分の気持に正直になって考えてみましょう。
これで就活の軸は決まったも同然です。

あなたが仕事を通じて何をしたいか!その実現したい事の為に、あなたの中の優先順位を付けただけです。
就活の軸が定まれば、企業へのエントリーする際に、「就活の軸」をベースに判断する事ができます。
「就活の軸」を鬼滅の刃で例えてみました。
2020年に流行った「鬼滅の刃」の竈門炭治郎で、就活の軸を考えてみましょう。
鬼滅の刃での例:将来どうなりたいか!?
炭治郎の場合は、将来どうなりたいかは「禰豆子を人間に戻す」ですね。
禰豆子を人間に戻すためには「鬼舞辻無惨を倒す」となります。
その為にどうするか。
- 鬼を倒せる強さを手に入れる
- 呼吸法をマスターする
- 善逸や伊之助のような仲間と協力する
- 厳しい修行を行う
鬼滅の刃での例:優先順位は?
炭治郎の優先順位を考えた場合に、鬼を倒せない事は、絶対にNG。
強くなる為に必要な事(修行や呼吸法のマスター)の優先順位は高くなります。
逆に「一般人と同じような普通の生活」とかは、優先順位は低くなります。
だから炭治郎の軸は、「鬼を倒すために必要な事」の優先順位が高まり、倒す事に必要ない事は妥協します。

すこし極端でしたが、イメージできましたか?
就活の軸のまとめ

この記事では「就活の軸の考え方、作り方」をまとめてきました。
就活の軸を定める事はメリットいっぱいです。
「就活の軸」を定める事で、「何の為に就活をするか明確になり、就活にブレがなくなります」。

とはいえ、将来の夢は変わることもあると思います。その時は、作り直しましょう。
この記事で、就活の軸を理解してもらえたら嬉しいです。
そしてここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
就活の準備で必要な事の記事も複数書いているので、良かったら読んでください。
ではおしまい。ライスパでした。




