
この記事で解決できる悩み
・就活ノートを作るメリット
・就活ノートの作り方
・就活ノートを何にまとめればいいか

このような悩みを解決できる記事を書きました
就活の序盤で耳にする「就活ノート」ですが、
就活ノートって本当に必要なんでしょうか?

就活ノート、作るの大変そう。作る意味はあるの?
多くの学生が疑問に思ったであろう「就活ノートを作る意味」。
答えを書くと、就活ノートは、なくても大丈夫だけど、あった方が内定に近づくツール、となります。
内定に近づくなら、試しに作ってみましょう!「内定に近づく理由」と、「就活ノートのメリット」や「作り方」を解説していきたいと思います。

人材業界で15年以上コンサル営業を行い企業の採用支援を行ってきた実績と経験から、この記事を書いています。
→株式会社DYMが運営する「就活ノート」というサービスはこちら
就活ノートとは?

まずはじめに就活ノートとは?
から解説していきます。
就活ノートとは
就活に関する情報をまとめたノートの事。
一般的には、業界、企業情報を記入する事が多いです。
ただし、テンプレートは決まってなく、自分が思った事、気がついた事を書くのが良いと思います。
ネット上には、テンプレートが配布されていますが、大事なのはテンプレ以外の部分だよ!!
就活ノートを作成するメリット


就活ノートを作るメリットは、本当に大事な事ばかり
目先の就職活動だけでなく、社会に入ってからや、プライベートでも使えるスキルになるよ!
就活ノートを作成するメリット
- 分析能力が身につく
- 情報をストックしておく事ができる
- 今後の人生で役に立つ
就活ノートを作成するメリット①:分析能力が身につく

就職活動で行う分析は、「自己分析」「企業分析」「業界研究」が一般的。
この分析スキルが身に付けば、良い事しかありません。
分析で良い点
- 問題点を見つけられる→対策が取れる
- 強みを見つけられる→より伸ばす事ができる
- 弱みを見つけられる→改善する事ができる
分析ができる事で、良い点は伸ばす、悪い点は改善する事ができます。

自己分析したら、時事ネタを全く知らない事がわかった!

ヤフーニュースでいいから、毎日見る癖をつけて、わからない事は、グーグルで調べよう!
このように、就活ノートを作る事で、分析能力が身につきます。
分析能力は、ないよりあった方が良いスキルだから、今のうちに身につけよう!
就活ノートを作成するメリット②:情報をストックしておく事ができる

就活ノートに、就職活動に関する情報をまとめておけば、
いつでも見返したり、振り返る事ができます。
- 就活ノートを見れば、情報がまとまっている
- 過去の履歴を振り返り、成長を感じる事ができる
- 2回調べる手間を減らせる
このノートを見れば、探しものがみつかる状態が理想だね。
情報を一元管理する事で、何度も同じ事を調べる手間は省けます。
また就活の終盤でノートを振り返る事で、成長を実感できます。

常に持ち歩き、気がついたら更新するようにしましょう。
就活ノートを作成するメリット③:今後の人生に役に立つ

就活ノートを作る事は、今後の人生で大きな役割をにないます。
- 内定をGETしやすくなり、働きたい会社で働ける
- 社会で使える「分析スキル」が身につく
- メモの習慣がつくので、忘れ物をしなくなる
あなたの成長を助けてくれるのが、就活ノートです。
就職活動は、内定をもらう為の活動ですが、
大きく考えると、社会で働くために行う活動です。
そして社会で働くにあたり、役に立つスキルがたくさん身につきます。
先程も紹介した分析スキルや、
就活ノートにメモをする事で、忘れ物を防いだり、やるべき事を忘れないようになります。
このように、就活ノートを作成する事が、今後の人生の役に立ちます。

分析やメモをとる事は、「社会人でもできない人は多いです」。
学生のうちに身に着けちゃいましょう!
就活ノートの作り方のポイント

就活ノートを作るメリットを理解してもらったと思います。
次に、早速就活ノートを作ってみたいと思います。
作る際のポイントは、たったの3つだけ!
就活ノートの作り方
- 気になった事は、即記入する
- 訪問後は、忘れないうちに、記入する
- ツールは一元管理をする
就活ノートの作り方のポイント①:気になった事は、即記入する


これは、すごく大事です!
就職活動中に、気になった事はすぐに就活ノートにメモしましょう。
就活ノートがなければ、スマホでもいいので、記録しておきましょう。
この時のひらめきや気付きが、実は大事な事が多いです。
就活ノートの作り方のポイント②:訪問後は、忘れないうちに記入する
会社説明会や面談で、採用担当者と話をした後は、
なるべく当時を思い出して、記録を付けましょう。
忘れないうちに記入するメリット
- 何気ない会話が大事な事がある
- 他の会社でも、その気になった事が、ポイントになる
- 一日たつと忘れてしまう
採用担当者に言われた事、
面接での質問、上手くいえた事、失敗した事、
その時の雰囲気、なんでもいいので、
会社説明会や面談などイベントに参加した場合は、
忘れないうちに記録しておきましょう!

あとでやろうと思ってたら、全部忘れちゃった・・・

誰しもがやってしまう事。でも、防げる事だから、すぐ記入する癖をつけようね。
就活ノートの作り方のポイント③:ツールは一元管理する

就活ノートは、一つのツールで管理しましょう。
一元管理するメリット
- 検索する手間がなくなる
- 迷わない
- 時間を削減できる
自分なりのノートをまとめましょう!

あの会社の情報は、どこに書いたっけ?
このように、書いた情報を探すのは無駄です。
どこでもすぐにわかるように、ノートを整理・管理しましょう。

私のおすすめは、「ルーズリーフ+スマホ」です。
おすすめのツールについては、別の項目で説明するね。
就活ノートのまとめ方

就活ノートのまとめ方
- 自己分析・・・自分自身について
- 業界分析・・・試験を受ける業界について
- 企業分析・・・試験を受ける会社について
- 反省と成長・・・気がついた事、できなかった事、できた事
特に「反省と成長」が大事だよ。
就活ノートのまとめ方①:「自己分析」自分自身について

自己分析は必要なのかなぁ。だるいなぁ。

確かにいまさらダルいよね。でも、一生に一度くらいやっておきましょう。
というわけで、自分自身の強みを理解しましょう。
内定をGETするコツは、
「自身の強みが、受ける会社でどのようにメリットになるか?」
を、企業へ伝えられる事です。
自己分析でチェックするポイント
- 長所
- 短所
- 将来やりたい事
- 将来やりたくない事
- ガクチカ(学生時代チカラを入れた事)
- 趣味・特技
- 自己PRをまとめておく
採用担当者に、自己PRは必ず聞かれるので、まとめておくと便利です。

自己分析ツールを活用するのもおすすめ!
おすすめの自己分析は、後日記事にまとめたいと思います。
就活ノートのまとめ方②:「業界分析」業界について

業界分析は、比較的簡単です。
なぜなら、調べればすぐに検索できるからです。
業界分析でチェックするポイント
- 業界名
- 何をしている業界なのか
- 業界の規模
- 業界の将来予測
- 業界の平均年収
将来伸びる業界か、衰退業界かを調べておくのは大事です。
例えば、介護や保育業界は年収が低めで、金融、IT業界は年収が高めです。
ただ年収が低いからダメかというと、
そうではなく、やりたい事ができる事が幸せです。
仕事とお金の優先順位はつけておきましょう。

選ぶ業界によって平均年収は異なるから、事前に調べておくことを、推奨します。
就活ノートのまとめ方③:「企業分析」企業について

企業分析は、将来働く可能性がある会社だから、
じっくり調べましょう。
とはいえ、深く調べるのは、説明会や面接に進んでからでいいと思います。
企業分析でチェックするポイント
- 企業名
- 事業内容
- 代表者名
- 経営理念(ミッション)
- 基本給
- 年間休暇
- 福利厚生
- 業界でのポジション
- 会社の強み
- 締め切り期日(エントリーシートなど)
働く条件と、会社を調べることになります。
有給の消化率や残業時間も調べておくと、実際働いた場合のイメージがしやすいかも!

ワンキャリアや口コミサイトをみて分析するのが便利です
就活ノートのまとめ方④:「成長と反省」気になった事、できなかった事、できた事


就活ノートで一番大事なのは、「成長と反省」の項目
成長と反省のチェックポイント
- 面接で聞かれた質問をメモ
- 面接で上手く回答できなかった事
- 周りの就活生をみて、気がついた事
- 採用担当者の発言
- 社長の発言
- 上手くできた事
何気ない会話を、メモしておくのが意外と重要な場合があります。
できたことと、できなかった事をメモしておく事で、
次回の対策を立てる事できます。

あの面接官に聞かれた質問に答えられなかった。

メモして、対策を立てておけば、次に聞かれた時、答えられます
この小さな積み重ねが本当に大事です。
このように、分析で気をつける4つの項目を説明しました。
はじめは面倒かもしれませんが、慣れてしまえば、周囲と大きな差をつける事ができますよ!
就活ノートにおすすめのツール


自分が使いやすい方法を選びましょう
おすすめツール
- ノート
- 手帳
- ルーズリーフ
- パソコン、スマホ
- スマホアプリ
私のおすすめは、「ルーズリーフ+スマホアプリ」です。
就活ノートにおすすのツール①:ノート
定番のノートですね。
ノートについての説明は不要だと思うので、おすすめのノートを紹介します。
おすすめノートの種類
- A5、B5サイズ
- 半分に折り畳める
- ページ数が多い
A5サイズであれば、書くスペースも充分あり、持ち運びも便利。

もう少し安いのでよければ、コクヨさんのこちら!
就活ノートにおすすのツール②:手帳
手帳は、情報の管理+スケジュール管理が可能になります。
すでに手帳を使っている学生なら、手帳を「就活ノート」にしてもいいかと思います。
手帳のおすすめ
- A5サイズは欲しい。バイブルサイズだと小さい。
- フリースペースの枚数が少ない手帳は、向かない

就活ノートにおすすのツール③:ルーズリーフ
私の「推しツール」であるルーズリーフ。
ノートではできない、ページの整理(移動)ができるから、管理がしやすいのがメリットです。
ルーズリーフのおすすめ
- A5、B5サイズ
- 表紙がシックなバインダー
- リングが柔らかいと、さらに使いやすい
私は、このバインダーとルーズリーフ(紙)のセットを、仕事で使用していました。
お客様で出しても、恥ずかしくないデザインで、書き心地が良い紙質だったので、重宝していました。
就活ノートにおすすのツール④:パソコン・スマホ
パソコンやスマホの機種の話はしませんよ。
ここでおすすめする「パソコン」「スマホ」は情報を管理するのが、紙より便利という事を、認識していただければと思います。
パソコン・スマホが便利な理由
- コピペができる
- テンプレの使いまわしができる(紙だと毎回手書き)
- スマホがあれば、持ち運びも楽
- スマホであれば、いつでも情報の追加、修正が可能
- 誰でも持っている
就活ノートにおすすのツール⑤:アプリ(notion、craft)
パソコン・スマホで使用する場合、
パソコンとスマホ間で情報を同期できるアプリがあると便利です。
アプリの種類はたくさんあるので、自分が使いやすいアプリを使ってくださいね。
おすすめアプリ
- Mac+iPhoneユーザー は 公式メモ
- Evernote
- OneNote(マイクロソフト)
- notion
- craft
Mac+iphoneユーザーは、公式メモアプリが便利。
Windowsユーザーは、スマホでもアプリがある上記4つのアプリがおすすめ。
私のおすすめは「notion」というアプリ。
本業では、顧客管理を行ったり、重宝しています。
私が良く見るYouTuberの平岡さんが、notionで就活生向けのページを作成しています。
複製(コピペ)で使用できるので、必要であればぜひ使ってくださいね。
5つのツールを紹介してきましたが、自分に合いそうなツールは見つかったでしょうか。
いろいろ試して、良いツールを選んでください。

私のおすすめは「ルーズリーフ+スマホ(notion)」です。これをおすすめする理由は、次の項目で
この組合せのおすすめの使い方
- 会社説明会や面接で、使用するのは「ルーズリーフ」。
- ここで気になった事はすべてメモ程度でいいので、記録しておきます。
- その後、スマホ(notion)へまとめを書く。
まとめを作成する事で、情報の整理ができ、頭がスッキリします。
参考にしてみてくださいね。
就活ノートのおさらい

就活ノートについて、「作る意味」「作り方」「まとめ方」「おすすめツール」にわけて、紹介してきました。
おおまかでいいので、理解してくれれば大丈夫です。
が、長くなってしまったので、全体をまとめておきますね。
就活ノートとは
就活に関する情報をまとめたノートの事。
一般的には、業界、企業情報を記入する事が多いです。
ただし、テンプレートは決まってなく、
自分が思った事、気がついた事を書くのが良いと思います。
就活ノートを作成するメリット
- 分析能力が身につく
- 情報をストックしておく事ができる
- 今後の人生で役に立つ
就活ノートの作り方
- 気になった事は、即記入する
- 訪問後は、忘れないうちに、記入する
- ツールは一元管理をする
就活ノートのまとめ方
- 自己分析・・・自分自身について
- 業界分析・・・試験を受ける業界について
- 企業分析・・・試験を受ける会社について
- 反省と成長・・・気がついた事、できなかった事、できた事
特に「反省と成長」が大事だよ。
就活ノートは、たしかに作成して運用していくのは面倒な作業です。
ただ、それ以上に「自身のスキルUP」「方向性の明確化」が可能です。
そしてなんといっても、「内定への近道」となるので、
ぜひ就活ノートを作成してみてください。

就活ノート、作りたくなってきた!

まずはなんでもいいから、行動しよう!
この記事があなたの「就活ノート」づくりの参考になれば嬉しいです。
では、これからもよろしくお願い致します。
ライスパでした。
※就活ノートの作成方法や、就活の困ったを相談できるのは「エンカレッジ」です。




