この記事は「就活のスケジュール」についてまとめました。
結論から書けば「就活準備しなきゃ!」と思ったタイミングです。
これは個人差があるからです。例えば、
- 大学3年夏のインターンに参加する人 → 大学3年4月スタート
- 大学4年3月のエントリー開始から開始する人 → 大学3年1月スタート
- 大学4年6月に慌ててスタートする人 → いますぐ!
と、個人差が出てきます。とはいえ、
という方がほとんどだと思います。
だからこの記事を読めば、「一般的なスケジュール」と「準備した方がいい事」がわかるようになります。
就職活動 一般的なスケジュール
ではまず「スケジュール」から見ていきたいと思います。
スケジュールと言っても大きく2つあります。
- 経団連のスケジュール
- ベンチャー・外資系のスケジュール
まずは一般的な経団連のスケジュールから解説します。
就活スケジュール 経団連の場合

おそらく多くの人が認識しているのが、このスケジュールだと思います。
- 大学3年3月 会社説明会、エントリー開始
- 大学4年6月 先行開始
- 大学4年10月 内定
このスケジュールは、経団連に加入している企業が守るスケジュールとなっています。
マイナビ、リクナビなど企業が提供しているサービスは、この経団連のスケジュールを基準に運営されています。
だから、会社説明会が解禁される3月1日に「エントリー開始」「大規模フェア開催」とかあるでしょ。
しかし、近年このスケジュールに縛られない企業が多く出ています。それが次の項目。
※経団連(引用:コトバンク)
正式名称は「日本経済団体連合会」。自動車や電帰鉄鋼、商社、銀行など約1300社が会員。企業に有利な税制や規制緩和などの政策要望をまとめて政府に働きかける。「財界の総本山」と言われるが、近年は存在感の低下が指摘されている。
就活スケジュール 経団連以外の会社(ベンチャー、外資、中小企業)
経団連以外の企業は、「経団連のスケジュールにあわせる必要がありません。」。
だから多くの企業がスケジュールを前倒して、採用活動をスタートさせています。
詳細は、このエンカレッジの「就活はいつからはじまる?多くの学生が知らない、本当の選考スケジュール」というページが非常にわかりやすいのですが、
6月1日時点での内定率64%(出典元:キャリタス2021 6月1日時点の就職活動報告)
6月以前に選考を開始した企業93%(出典元:キャリタス2021 2021年卒 新卒採用に関する企業調査ー採用方針調査)
企業も学生も、経団連のスケジュールなんて守っていません。
だから3月エントリー開始以前に優秀な学生を囲い込みたい企業はインターンという名目で採用活動を開始。
学生はそんな企業が多くあるから、早期にインターンに申し込んだりと大変なことになっています。
新型コロナの影響は?
ここで余談。
2021卒の学生は新型コロナの影響が出ています。
2022年卒は「就職氷河期になる」「新卒採用を控える」というニュースを見ますが、
80%の企業が2022年卒の新卒採用を実施するとされています。(マイナビサポネット)

しかし、新型コロナウィルスの拡大次第によっては、「企業の業績悪化」や「持続化給付金の打ち切り」で新卒採用を控える企業が増える事も考えられます。
先輩たちはいつから準備した!?データから解説
では、実際先輩達がどのようなスケジュールで活動していたかをデータを用いて解説していきたいと思います。
業界や企業の分析開始・・・大学3年9月以前!
2019年卒の学生は、大学3年9月以前が30%以上と高くなっています。
2015年から見ても大体この時期からスタートしてますね。
企業説明会やセミナーなどへの参加時期・・・大学3年3月!
企業説明会やセミナーに参加の「ピーク」は、大学3年3月で約60%となっています。
累計での集計では、5月までにほぼ90%以上の学生が参加しています。
だから、すご~~く遅い準備をする人でも、5月までには準備は完了している事になります。
エントリーシート提出時期・・・大学3年3月!
エントリーシートの提出時期は、大学3年3月で50%となっています。
セミナー参加時期とほぼ同じですね。
採用面接の時期・・・大学4年4月
初めて採用面接を受けた時期は、大学4年4月が40%と最多となっています。
採用選考開始時期である6月以前に面接している企業が多くいるという事ですね。
また3月も30%と多くなっているのは、エントリー開始とともに面接まで行う企業が多いという事でもあります。
内々定を受けた時期・・・大学4年4・5月!
内々定をもらった時期については、大学4年4・5月が共に30%となっています。
経団連の採用スケジュールでは、6月に選考開始となりますが、ほとんどの企業が6月以前に内々定まで進めていますね。
就職活動を行っていた期間・・・最多は3ヶ月間
最後に、就職活動を行っていた時期についてです。
最多は3ヶ月で35%となっています。結構短いのね。
一方で9月以上という方も20%いるので、なんとも言えないですね。
ここで大事なのは、活動期間が短ければ良いというわけではなく、答えは入社してから!だから「答えはない」という事です。
まとめ 先輩たちの平均値
業界や企業の分析時期 | 大学3年9月以前 |
---|---|
企業説明会やセミナーへ参加時期 | 大学3年3月 |
エントリーシート提出時期 | 大学3年3月 |
採用面接の時期 | 大学4年4月 |
内々定を受けた時期 | 大学4年4・5月 |
就職活動を行っていた期間 | 3ヶ月 |
準備した方がいい事

今まで時期について書いてきました。
そして時期も大事なんですが、エントリーするまでに何をするかが大事!になるので、簡単に説明します。(詳細は後日記事をUPする予定です。)
- 自己分析
- 企業分析
- エントリーシート、履歴書準備
- 筆記試験対策
- 身の回りの準備(スーツや髪型など身だしなみ)
- OB・OG訪問
全部大事なんだけど、特に大事なのが「自己分析」!
特に「自己分析」が超大事!

就職活動で一番重要なのは「自己分析」だと思います。
なぜならこれが定まらないと、企業分析もできないし、どの企業にエントリーしたらいいかも決まらないからです。
例えば、旅行に行くのに目的地が決まっていないと、車なのか新幹線なのか、飛行機なのか選ぶ事ができないですよ。
これと同様に就職活動も、目的が決まっていないと動けません。
だから自分の中で「何をやりたいかという軸(目的)」を持つのは大事です。
就職の軸については、「「就活の軸」をしっかり作れば周りと差がつく。作り方を簡単解説!」で解説しているので参考にしてみてください。
就職活動はいつから?→「いまから!!」

TVで活躍中の予備校講師である林先生の言葉で「いまでしょ!」とありますが、
就職活動も準備しなきゃダメだなと思った時が始めるタイミングです。
先輩たちのデータを見ると「大学3年9月以前」に、「自己分析」をスタートするのがいいと思います。
まずスタートしないことには進まないので、何でもいいのではじめてくださいね。
ではおしまい!

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