企業分析の目的とは!?

私のブログでは何度も書いていますが、就職活動をする目的は「内定を取る為」です。
だから企業分析も内定を取る為の通過点となります。
ここの目的を見失わないようにしましょうね。
企業分析とは?

次に、「企業分析とは?」なんでしょう?
就活における企業分析とは、
「将来自分が働く可能性がある企業を調べて、自分にあっているかを判断する分析の事」
内定を出すのは企業ですが、その会社を選ぶのはあなたです。
だから企業分析して、その会社に入りたいか?を判断しましょう。
企業分析というから堅苦しく思いますが、「旅行」で考えるとわかりやすいです。
- 北海道に行きたいか?
- 沖縄に行きたいか?
複数の候補地があったとして、「色々調べて」、北海道にしようと思いました。
この「色々調べて」が旅行なら、料理や観光名所なだけで、
企業分析なら、メインサービスが何か?将来性、安定は?とかになるだけです。
簡単でしょ!
企業分析の方法

では、企業分析はどのようにすればいいでしょうか?
大きく3つの方法があります。
①会社HP
②新卒ナビサイトに掲載中の原稿
③過去エントリーシート(ワンキャリア)
その他 OB・OG訪問
具体的に解説する前に、一つだけ余談をはさみます。
それは、「分析する際にどこに注意して見ればいいかです」
(余談) 企業分析では、ここをチェックしよう!!
「企業分析をしよう!」と言われても、どこを確認すればいいかわからないですね。
特に気をつけて見た方がいいのは、この4つです。
その① 代表取締役 の名前と経歴
- 氏名
- 経歴
- メッセージ
面接で代表の名前を聞かれる事はないと思いますが、代表がどういった経歴で社長になったかを知っておくのは、企業を知るという意味では役に立ちます。
また多くの会社で、社長のメッセージも掲載されているので、面倒ですが、一度は読んでおきましょう。
その② 企業理念
先ほどの項目は、社長の考え方でしたが、この項目は、「企業がどういう方向に進もうとしているか」を知る項目です。
- 企業理念
- ミッション
ユニクロで例えてみましょう。
ユニクロの企業理念 服を変え、常識を変え、世界を変えていく
ユニクロのミッション
- 本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します
- 独自の企業活動を通じて人々の暮らしの充実に貢献し、社会との調和ある発展を目指します
大きな企業理念(目標)は、服で世界を変えること。それを行うために、ミッションとして様々なことを設定しています。
だから企業分析して、この考え方に合わない場合はエントリーは見送りましょう。
入社しても、あなたと考えが合わなくて辛くなるだけだからね。
引用:ユニクロ 企業理念
その③ 詳しい事業内容
- メインサービス、商品
- 同業他社との比較
- 業界何位?シェア率は?
この会社が何を売って、お金を稼いでいるか?は知っておきましょう。
さらに調べられる人は、その売っている商品(サービス)は業界でどういう立ち位置なのか?も。
一度は調べてみましょうね。
その④ 業績
- 売上
- 営業利益率
ここは年間の推移を把握できればいいかと思います。
過去10年どうなのか?年々あがってる?安定している?
極端にマイナスでなければ大丈夫だと思いますよ!
ここをチェック① 会社HP

1つ目は、会社HPです。
会社HPを確認するのは必須です。
確認する際は、先程書いた「企業分析はここを見よう!」のチェックすべきポイントに注意して見てみましょう。
ここをチェック② 新卒ナビサイトに掲載中の原稿
リクナビやマイナビなどの新卒ナビサイトにに掲載されていれば、その原稿は隅から隅まで読みましょう。
ここでも読む際は、余談で書いた4つのチェックポイントに注意して読みましょうね。
また、過去の原稿も是非とも読んでおきましょう。2022卒の人は、2021で掲載されている原稿ですよ。
あと、会社によっては「アルバイト」「中途募集」を行っている会社もあると思います。
特に中途募集の原稿は、
- 今どういう職種、地域で人が足りていないか?
- 給与はいくら?
などなど、その会社での将来が見れるので、おすすめです。
-
- 検索方法① googleで「社名 採用」で検索
- 検索方法② indeed、求人ボックスで「社名」で検索
※アルバイトも同様の検索です。
ここをチェック③ 過去エントリーシート(ワンキャリア)

このエントリーシートは必須です!
なぜならエントリーシートは、企業の採用試験の傾向を知ることができるからです。
受験勉強で例えるなら過去問題です。みんな赤本買って対策したでしょ!?
このエントリーシートを確認できる、最大のサービスが「ワンキャリア」です。
このワンキャリアには、44802社のエントリーシートが掲載されています。(20年12月時点)
大手企業はほぼ掲載されていて、中小企業でもかなりの確率でエントリーシートが掲載されています。
仮に自分が希望する企業のエントリーシートが見れない場合は?
その答えは、同業他社の情報を見に行きましょう。
なぜなら、業界が同じであれば、採用担当者の質問は似たような質問が多くなるので、その業界の質問の傾向を把握して、答えられるようにしておきましょう!
これが内定への近道!!
その他 OB・OG訪問
OB・OG訪問ができるようであれば、やってみるのもいいかもしれません。
実際に働いている人の意見なので、リアルな情報が聞けます。
とはいえ、コロナ禍の今、対面してのOBOG訪問は難しいですし、知らない人とオンラインも微妙な気がします。
それに、最近は口コミサイトもたくさんあるから、「それらを見ればOB・OG訪問は特に必要ないかな」と思ったりします。
OB・OG訪問なら「ビズリーチ・キャンパス」がオススメです。
TVCMが特徴的な「ビズリーチ」が運営するOB・OG訪問サイトです。
口コミはリアルな職場環境を知れる!
口コミは必須ではありませんが、働いている人のリアルな声が反映されているので、時間があればチェックしておきたい項目です。
(面接に望む企業だけで大丈夫です)
「①就活会議」「②みん就」は就活生向けのサービスで、無料で利用できるので、是非とも登録をして情報収集しましょう!
一つだけ注意点を書けば、多くの投稿が悪口になっているので、100%真に受けず客観的に判断するようにしましょう。
その他 業界別年収一覧

転職媒体「doda」に業種別の平均年収ランキングが掲載されています。
年収高いベスト3→メーカー、金融、総合商社
年収安いワースト3→小売・外食、サービス、専門商社
どの業界を選ぶかで生涯年収は変わってくるので、一度は見ておきましょう。
生涯年収で数千万円の差が付くことも普通にあります。
だからと言って、年収が高くてもやりたくない仕事を続けたくないですよね。(例えば良くないけど、風俗で働きたくないでしょ)
企業分析 Q&A

企業分析はノートにまとめるのがいいの?
企業分析の結果を「ノートにまとめるのがいいか?」という質問がネット上によくありますが、
答えは「自分のやりたい方法でいい」です。
ノートに書くのが楽な人であれば、ノートを活用すればいいし、
スマホがいいというのであれば「スマホ」がいいと思います。
企業分析はエクセルにまとめるのが効率的?
答えは先程同様「ノートでもエクセルでもいい」です。
エクセルで便利なのは、テンプレートとコピペです。
ネット上を検索すれば、企業分析はここを見ろという「テンプレート」がたくさん落ちています。
このテンプレートをコピーすれば、複数の企業で活用できます。ノートだと手書きだから面倒くさいですよね。
企業分析は、「その分析した企業を理解できればいい」ので、自由に考えましょう。
※参考 私のおすすめは「iphone標準機能のメモ帳」
なぜなら、持ち運び便利でいつでも確認できるからです。テンプレも作っておけば便利だし、社名毎に分ける事も簡単です。
どこまで分析すればいい?
企業分析はどこまで分析すればいいか?と迷う方もいますね。
これに関しては「自分が納得するまで」「面接官に聞かれて動じないくらい」までです。
調べようと思えばいくらでも調べられますが、細かい部分を調べるのであれば、
その企業で何がしたい
その企業で今までの経験を活かせる方法
を考えた方が、全然ましです。
詳しいからといって内定がもらえるわけではないからね。
企業分析で差別化する方法はある?
個人的には「最新のニュース」を理解しておいた方がいいと思います。
調べ方は、
- 会社HPの「最近のニュース」を見る
- Googleで「社名」をニュースで検索してみる
最新のニュースを知っていれば、その会社の方向性が理解できて、面接官も「よく調べてる」と好印象になります。
その調べた最新ニュースと自分がやりたい事を結びつけ、面接時アピールできれば、良い印象を与えられますね。
まとめ

企業分析を行うのは、「分析した企業から内定を取る為」。(この軸は忘れないように。)
内定を取るために、分析してまとめましょう。
その分析の為に、会社HPを見たり、掲載中の原稿や口コミサイトを確認して、エントリーしたいか判断しましょう。
エントリーしたいと思う企業であれば、過去のエントリーシートを調べまくって、試験の内容の傾向を知って対策しましょう。
企業分析してわかったその企業の傾向に、自分自身の強みをかけ合わせて、将来やりたい事に繋げれば問題ありません。
(文字で書くのは簡単ですが、やるのは大変ですよね・・・)
分析だけしていると、なんのために分析しているかわからなくなっちゃうけど、内定を取る為という軸を忘れず頑張りましょう。
終わり

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